フライヤーの気象学

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  1. 気象判断の要領

    知識+観察+経験=判断

  2. 偏西風

    地球の中緯度上空3000−5000メーターには南北にうねりの有る西風が吹いています。

    うねりが北に膨らんで居る所をリッジ、南に膨らんで居る所をトラフと言います。

    等圧線に平行に吹く性質が有ります。

    偏西風に影響を受けた地上ではリッジの前面に高気圧が出来、トラフの前面に低気圧が出来ます。

  3. 高気圧と低気圧

    気圧とは空気の重さで上から押さえつけられる圧力

    コリオリ 力と言われ地球の自転の影響を受け北半球で、

    高気圧は中心から時計周りに風が吹き出し、

    低気圧は中心へ半時計周りに風が吹き込みます。

  4. 前線

    同じ性質の空気の塊を気団と呼ぶ

    前線は異なる気団の境目に出来ます。

  5. 前線の種類と特徴

    1. 停滞前線

      寒気団と暖気団が押し合って移動しない状態

      気団の温度差が少ない時、起こる

    2. 温暖前線

      暖気団が寒気団の上へ緩い傾斜で乗り上げ押している状態

      移動速度は遅い

      接近に従い雲が増え雨が降り始める

      天気の変化は緩やか

    3. 寒冷前線

      寒気団が暖気団の下に潜り込み押している状態

      移動速度は速い30km/h−90km/h

      接近に従い高層雲から急速に積乱雲状の雲に変化し、突風、雷を伴う雨になる

      高速で移動する積乱雲の大群

      1. 前線の尻尾

        前線の延長線のある場所

        天候が良く無関心に成りがちだが

        地上が十分熱せられていた場合突如積乱雲を発生させ

        前線が延びる場合が有り注意が必要

        天気図に現れないが前線は1本では無い

    4. 閉塞前線

      移動速度の速い寒冷前線が温暖前線に追いつき前後を寒気団に挟まれた暖気が

      上空へ持ち上げられた状態

      移動は遅くやがて消滅する

  6. 地上天気図の等圧線は地上付近100km以上範囲の記録

    気圧の中心位置と形に注意

    等圧線が混んで居る所は風が強くそうで無い所は弱い

    等圧線の間隔が広い所は地形や日射に依る局地的、風が発生し易い

  7. 局地風

    1. 海陸風

      日中の日射に依り起きます。

      日中海から陸側へ吹く風を海風、其の逆は陸風と言います。

      • 海風

        全体の風が弱い時500−800Mの厚みで海上の湿った空気が広範囲に

        内陸の乾いた空気に進入し海風前線を形成します。

        光の角度に依っては前線面は薄っすらと白く見える時が有る

        前線面付近ではサーマルとは違った上昇気流が期待できる。

  8. 斜面風

    山の斜面が日射で温められ起きる現象

    日中斜面に沿い上へ吹く風をサーマルブローと言う

    夜間、其の逆に吹く風を冷気流と言う

    サーマルブローが大きく発達すると麓から谷を通り山へ風が吹くのを谷風

    其逆は山風

    サーマルブローは斜面の最上部から地面を離れ上昇します。

    平野部の熱のたまり易い場所に面した斜面では斜面のサーマルブローと

    周期的に合流する為効率の良いサーマルソアリングを出来る

  9. 風速が早くなり注意すべき局地風

  10. 逆転層と安定度

    高度に依り安定な層、不安定な層が有る

    在る高度で下の高度より気温が高い層が在る時此れを逆転層又は安定層と言う

    サーマルはこの層に依り弱められ、上昇が止められます。

    1. サーマルの発生場所

  11. サーマルが上昇するきっかけ

  12. 風とサーマル

  13. 雲の話

    1. 巻雲 シーラス=Ci

      雲の中で最も高い

      量が増えて来ると天気は下り坂

    2. 高積雲 アルトキュムラス=Ac

      上空の対流や波動に依り出来る

    3. レンズ雲

      上空が強風で在る事を示す。

      山の風下に発生する

      翌日以降は天候悪化

    4. 積雲 キュムラス=Cu

      ぽっかり浮かんだ白い雲、サーマル雲

      不安定な大気中では積乱雲へ変化する

      日没と共に消滅し明日以降の好天を示す。

    5. 層積雲 ストレートキュムラス=Sc

      積雲から変化する事が多い

      安定層に阻まれた積雲が横へ広がりを見せた雲

      海上に現れた時は天気が急変する時

    6. 高層雲 アルト、 ストレータス=As

      積雲と同高度

      対流が無い

      全天に広がり低く成ると雨が降り始める

    7. 積乱雲 キュムロニンバス=Cb

      積雲が対流圏上限付近の安定層迄到達し、横に広がった雲

      寒冷前線上に発生し雷を起こす。

      積雲が安定層を突き抜け発達した雲で急速に発達する

      20m/s以上の上昇スピードを持ちフライトには危険な雲

      雲底の一部から強烈な下降気流(ダウンバースト)が噴出され

      突風前線(ガストフロント)を発生させる事も在る

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